お菓子作り

タルトが外れない!型からの外し方|何度も失敗した私が伝授!

タルトが外れない!型からの外し方|何度も失敗した私が伝授!

 

ケーキのタルトって美味しいですよね。あのサクサク食感がたまりません。

「あのサクサクで美味しいタルトが家で作れたら・・」という憧れからタルトを作り始めましたが、失敗ばかり。
その失敗の1つに【焼いた後のタルト生地が型から外れない】というものがありました。

 

  • 底の抜けないタルト型を使い、取り方が分からない
  • なかなか型から外れず、無理に外そうとして崩れる

という失敗をした私(^_^;)💦

 

何度も型から外すのに失敗しましたが

  1. 型にタルト生地を敷く前
  2. タルト生地を焼いた後

この2つの時点でしっかり対策を行っておけば、底が抜けない型でも綺麗に型から外すことが出来るようになりました。

焼いた後にタルト生地を型から外すのに失敗したあなたは、今から説明する方法でぜひ再チャレンジしてみて下さい🎶

型にタルト生地を入れる前に下準備する

タルトを型から上手に外すには、タルト生地を型に入れる前からしっかり準備を行うことが大切です。

この下準備を丁寧にやっているかやっていないかで、型から外れるか外れないかが決まると言っても過言ではありません!

私はズボラで、この工程をちゃんとやっていませんでした💦

 

行う下準備は以下の3つ。

  1. タルト型にバターをぬる
  2. その上に粉をふるう
  3. 冷蔵庫で冷やす

それでは順に解説します。

1.タルト型にバターをぬる

まず1つめの工程です。使用するタルト型の全体に薄くバターをぬります。側面の凹凸部分にも丁寧にぬってください。

 

キッチンペーパーを小さく折りたたんで、そこにバターを適量乗せてぬっていきます。

力を入れすぎるとキッチンペーパーがボロボロになって、切れ端が型についてしまうので気を付けてください。

私はズボラなので、ティッシュをテキトーに重ねてぬってますw
キッチンペーパーよりティッシュの方がボロボロになりやすいです。

 

2.その上に粉をふるう

タルト型にバターを塗り終えたら、その上に小麦粉をふるいます。

ふるいに少量の小麦粉を入れ、タルト型全体にまんべんなくかかるようにふりかけます。

そのあと、型を逆さまにしてトントンと叩き、余分な粉を落としましょう。

 

3.型を冷蔵庫に入れ、タルト生地を作る

タルト型に粉をふったら、型を冷蔵庫に入れます。

ここまで下準備が出来たらタルト生地を作りましょう。

タルト生地が完成したら、冷蔵庫に入れて置いた型を取り出してタルト生地を敷き詰めて焼きます。

スポンサーリンク



タルト生地を焼いた後

タルトを焼いた後|タルトを焼いた後の型からの外し方

タルトを綺麗に型から外すには、タルト生地を焼いた後にもポイントが2つあります。

  1. 焼いた後しっかり冷ます
  2. 外す前に温めて、一気にひっくり返す

では、2つのポイントについて順に説明します。

焼いた後しっかり冷ます

タルト生地を焼いたあとはしっかり冷ますことが重要です!!
焼きあがったら、「上手く出来たかな?」と気になって、すぐに型から取り外したくなりますが、我慢です!

温かいうちに取り出そうとすると、まだ生地が柔らかいためにボロボロと崩れてしまい、上手く型から外すことが出来ません。

私はせっかちなので、焼けたらすぐ型から外し、ボロボロと崩れるという失敗を何回かやらかしていますw

 

オーブンから取り出した後は、型のままケーキクーラーに置き冷ましてください。

ケーキクーラーがない場合の代用方法はコチラをご覧ください。
>>えっ!ケーキクーラー使ってないの?家にない時の代用方法!

 

粗熱が取れたら、型のまま冷蔵庫で20~30分冷やしてください。

外す前に温めて、一気にひっくり返す

冷蔵庫で冷やした後、型の側面・底を温めます。
型を温めることで、下準備でぬっていたバターが溶けてタルト生地が外れやすくなります。

型を温めるには

  • ガスコンロの火をあてる
  • バーナー・チャッカマンの火をあてる
  • 温めた布巾でふく

などの方法があります。

私はガスコンロの火を当てています。鍋つかみを使って型を持ち、火の上で型を回したり傾けたりして温めます。
火を使って温める場合、型が予想以上に熱くなることがあるので、火傷には十分に注意してください。

布巾は、水で濡らしてよく絞り、電子レンジ500wで15秒くらいチンすると温まります。結構熱くなるので、火傷には十分気を付けてください!

 

型を温めたあとは、上にお皿をのせて、一気にひっくり返します。

一気に」という所がポイントです。少しでもためらうと失敗するので気を付けてください。

スポンサーリンク



クッキングシートを入れる方法もある

私は先述した方法でタルト生地を型から外していますが、クッキングシートを使用する方法もあります。

型にバターをぬったあと、タルト生地を入れる前にクッキングシートを十字に入れるやり方です。

クッキングシートの幅・長さはタルト型の大きさにもよりますが、幅は3~4cmくらい・長さはタルト型の直径より10cm程度長いようにしましょう。

クッキングシートを十字型にセッティングしてから、タルト生地を敷き詰めて焼きます。

 

タルト生地が焼けたら、完全に冷めるまで待ちます。

冷めたら、はみ出しているクッキングシートの片方の端をおさえつつ、もう片方を持ってゆっくり上にひっぱります。

勢いよくやると割れてしまうので気を付けてください。

おさらい:焼く前と焼いた後にしっかり対策!

今回は、底の取れない型からタルトを上手に取り出す方法をご紹介しました。

私はせっかちなので、型にぬるバターをささっとテキトーにぬったり、焼いたあと完全に冷めていないのに取り出そうとして失敗していました。

しかし、ご紹介した方法を丁寧に行うようになってから、1度も型から外すのを失敗していません。

タルト生地を作る前に型にきちんと対策をし、焼いたあとも焦らずに完全に冷ませば綺麗に外すことができます!

 

  • 丁寧な下準備
  • 焼いた後は焦らず完全に冷ます

この2つのポイントを守れば、失敗しないはずです。

タルト作りに焦りは禁物。時間に余裕をもって、1つ1つの工程を丁寧に行いましょう。

 

スポンサーリンク