そういえば、この板なんでついてるんだろ?
こんな疑問を持ったことはありませんか?
かまぼこを使う時って、いちいち板から外してから切らないといけなくて正直めんどうですよね。
板なしで販売してくれればいいのに、と思ってしまいます。
しかし、かまぼこに板がついているのにはちゃんとした理由があったんです!
こちらの記事では、かまぼこに板がついている意味を解説致します。
- かまぼこ板がついている意味は?
- かまぼこ板の外し方は?
- かまぼこ板は捨ててもいいの?
目次
かまぼこが板についている意味とは?
かまぼこを使う時、いちいち外さなくちゃいけなくて面倒な板。
でも、かまぼこの下に板がついているのには、ちゃんと意味があるんですよ。
次の2つの理由から、かまぼこには板がついているんです。
- かまぼこを支えるため
- かまぼこの水分調整のため
かまぼこを支えるため
まず一つ目の理由は、「かまぼこを支えるため」です。
かまぼこのもとは魚のすり身です。
すり身はとても柔らかいので、形が崩れないように板で支えているんです。
「支えているだけなら、木材ではなく他の素材でもいいのでは?」と思ってしまいますが、実はかまぼこを作る工程で蒸す際に、木材だと均一に火が通るんだそうです。
かまぼこの水分調整のため
かまぼこに板がついている2つ目の理由は、「水分調整のため」です。
かまぼこから余計な水分が出たら板がその水分を吸収し、逆にかまぼこの水分が足りなくなったら板から水分が出てかまぼこに吸収されます。
板とかまぼこの間で水分のやり取りをして、かまぼこの品質を保持しているわけですね。
かまぼこ板の外し方
いつも板を外す時に、斜めになったり板も削ったりして失敗するの
かまぼこ板を外すには「包丁の背」を使うと上手くいきますよ!
包丁の背の方をかまぼこと板の間に入れていくと、上手に外すことが出来るんです。
詳しくは、コチラの動画をご覧ください。
かまぼこ板を外したら捨ててもいい?
かまぼこを半分だけ使う場合は、全てを板から外すのではなく、使う分だけ板から外しましょう。
残ったかまぼこは板と一緒に保存して下さい。
かまぼこに板がついている理由のところでも説明したように、板とかまぼこの間で水分調整が行われます。
かまぼこだけで保存すると水分調整が出来ずに、カピカピに乾燥してしまう可能性があるからです。
かまぼこ板は主にモミの木!再利用する人も!
かまぼこの板として使用されている木は、主に「モミの木」です。
クリスマスツリーとして使われる木のひとつですね( *´艸`)
なぜモミの木が使われているかというと、木のニオイが少なく蒸しても反り返らないからです。
蒸しても反らない丈夫なモミの木なのに、かまぼこを食べた後そのまま捨てちゃうのはなんだかもったいない気がしませんか?
実は、かまぼこ板をDIYして活用されている方も多いみたいなんです♡
こちらの記事で、色々な活用法が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
>>かまぼこ板は捨てずに再利用しよう!素敵なリメイクアイディア♪
かまぼこに板があるのはちゃんと理由があった|まとめ
この記事では、かまぼこ板がついている意味についてまとめました。
- かまぼこを支える
- 水分調整
という大切な役割がありましたね。
邪魔とか言ってごめんなさい🙇
かまぼこを半分だけ使って残りを保存する時に、板と一緒にしておくのが良いことが分かりましたね。
また、かまぼこを消費してたあとの板もDIYすることで活用することが出来ます。
興味がある方は、ぜひチャレンジしてみて下さい☺