生の玉ねぎサラダってシャキシャキして美味しいですよね!
でも、玉ねぎの辛味が気になる時ってありませんか?
そこでこの記事では、玉ねぎの辛味を抜く方法をご紹介します。
具体的には、
- 切り方で辛味を取る方法
- ひと手間の下処理で辛味を抜く方法
- 調理後に辛味が残る場合どうするか
の順番に説明していきます。
②の下処理で辛味を抜く方法では、7種類とたくさんの方法をまとめました。ご自分に合った方法を選んで試してみてください。
目次
玉ねぎの切り方で辛味を取る
- 繊維を断つように切る
- なるべく薄~く切る
玉ねぎの辛みの原因である成分・硫化アリルは、揮発性で蒸発しやすい性質です。
そのため、空気に触れる面を多くすることで、蒸発していき辛味を取ることが出来ます。
玉ねぎの繊維は上下に沿っているので、横に切ると繊維を断つように切れ、辛味成分を空気に触れさせることができます。
また、なるべく薄く切ることによっても空気に触れる面を増やすことが出来ます。
下処理で辛味を取る
次に、下処理で玉ねぎの辛味を抜く7つの方法を順番に紹介します。
- 皿に広げて放置
- 水にさらす
- 塩揉みする
- 砂糖で揉む
- 電子レンジで加熱する
- 酢水につける
- 熱湯をかける
1.皿に広げて放置
上記で説明したように、玉ねぎの辛味成分は揮発性であるため、皿に広げて放置し、蒸発するのを待つ方法です。
広めの皿にスライスした玉ねぎが重ならないように広げて、冷蔵庫に入れて放置します。
最低15分・しっかり辛味を取りたい方は1時間放置しましょう。
ラップはしないで、時々裏返したり混ぜたりするとより効果がありますよ。
2.水にさらす
皿やボールにたっぷりの水を入れ、スライスした玉ねぎを入れておく方法です。
冷蔵庫に入れ5~10分くらい水にさらし、その後はしっかり水を切りましょう。
3.塩揉みする
スライスした玉ねぎに少量(小さじ1の半分くらい)をふって、さらしに入れて少し揉みます。30秒くらいでOK。
揉んだあと水で洗って、水気を切ります。
塩で揉むことで、玉ねぎがしんなりしてしまいます。
気になる場合は、5分くらい水にさらすと良いでしょう。
4.砂糖で揉む
塩でなく、砂糖で揉んでも辛味を消すことが出来ます。
スライスした玉ねぎに砂糖を振って、揉みます。その後そのまま放置。
10分くらい放置すると、しんなりして水分が出てくるので、水で洗ってしっかり絞り、水気を切りましょう。
5.電子レンジで加熱する
スライスした玉ねぎを耐熱容器に入れ、500wで1~2分電子レンジで加熱します。
ラップはしなくてOK。チンしたあとは10分くらい冷蔵庫で冷やしましょう。
加熱しすぎると、しなしなになって食感が無くなってしまうので注意してください。
6.酢水につける
ボールいっぱいの水に酢を入れ、その中にスライスした玉ねぎを10分程度さらします。
酢の目安は、300mlの水に大さじ1くらいです。
この方法は結構効果がありますが、酢の匂いと味が残りやすいのが難点です。
ドレッシングなどをかけて食べる場合はあまり気になりませんが、なるべく酢の匂いがきつくないものを使用すると良いでしょう。
7.熱湯をかける
調味料もいらず、短時間で出来るのでオススメの方法です。
ザルにスライスした玉ねぎを広げ、熱湯をかけます。
その後すぐに氷水につけてさらして冷まします。
熱湯をかけた後、すぐに氷水にさらさないとしんなりしてきて、食感が悪くなるので注意してください。
調理後にも玉ねぎの辛味が残る時は?
調理前に辛味処理するのを忘れた!辛い!って時ありますよね。
そういう時は、電子レンジで加熱するのが1番オススメです。
また、玉ねぎをミキサーにかけたりすりおろした場合で、熱を加えたくない時は、レモン汁を入れたりかけたりするのが効果的です。
まとめ:栄養流出に注意!
よく玉ねぎを食べると、血液がサラサラになると言われていますが、その効果は、玉ねぎの辛味成分である硫化アリルのおかげです。
そのため、玉ねぎの辛味を抜くことでその栄養が薄れてしまう可能性があります。
栄養面を考えるのであれば、玉ねぎの辛味を取らないまま食べたほうが良いでしょう。
少しずつ玉ねぎの辛味に慣らしていき、辛味を楽しめるくらいになるのが理想ですね!w
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