私はグーグルアドセンスの審査結果を確認した時、思わずこうつぶやいてしまいました。
「コンテンツが複製されているサイト」という理由で不合格だったからです。
一生懸命自分で考えた文章を「複製されているサイト」なんて思われて、正直ショックでした。
でもここで諦めたら負けだと思って、自分の記事をひたすら読み返し、「複製されているサイト」だと思われた原因を考えました。
そこで、私は「事実だけを書いていた」ことに気づきました。
その気づきをもとに記事をリライトしアドセンスに再申請したところ、無事に合格することが出来ました。
ここでは、私がどのように記事をリライトしてアドセンス合格にたどり着いたのかをまとめます。
私のように「コンテンツが複製されているサイト」という理由でアドセンスに不合格になった方に、ご一読いただきたいと思います。
あなたも私のように「事実だけを書いた記事」になっているかも?
- この記事では、アドセンス不合格になってからどのように記事をリライトしたのかまとめています
- アドセンス申請に必要とされている事など(プライバシーポリシーの設置など基本的な事)には一切触れていませんので、ご注意ください
- また、アドセンスに合格したとするブログは当ブログではありません
目次
アドセンス不合格時のブログ状況
アドセンス審査申請日 | 2018/12/12(ブログ開始から12日) |
---|---|
不合格メール受信日 | 2018/12/22(申請日から10日) |
申請時の記事数 | 9記事 |
不合格メール受信時の記事数 | 15記事 |
お問合せフォーム | あり |
プライバシーポリシー | あり |
サイトマップ | あり |
1記事あたりの平均文字数 | 約1500文字 |
カテゴリ数 | 3 |
画像 | 無し(アイキャッチ画像もなし) |
「コンテンツが複製されているサイト」として、アドセンスに不合格となった時のブログ状況です。
このブログは特化ブログで、ワードプレス(テーマは「JIN」)で既にSSL済みでした。
アドセンス申請時の記事数は9記事で、不合格のメールが来るまでに6記事追加更新しています。
2日に1回以上、記事を更新していたことになります。
1記事あたり平均約1500文字で、1番少ない記事で約1000文字でした。
ブログ初心者ということもあり、記事を書くことに慣れておらず、文字数を増やすことが出来ませんでした。
文字の装飾は一応していましたが、太文字や重要な所を赤文字にした程度です。行間はほとんどとっていませんでした。
カテゴリは3つに絞りました。
本当はもう少し細分化したかったんですが、まだ記事数が少ないので、1つのカテゴリに入れる記事が1記事になってしまうと、少なすぎて、未完成(作成中)のサイトと思われてしまうのではないかと考えたからです。
画像はアイキャッチ含めて、全て使用していません。ブログ初心者すぎて、そこまで手が回りませんでした。
画像は無い方がいいと言われていますが、フリー素材やオリジナル画像であれば問題ないでしょう。
記事の文字数に対して、画像の割合が多すぎるのは良くありませんけどね💦
アドセンス合格時のブログ状況
アドセンス審査申請日 | 2018/12/27(ブログ開始から27日) |
---|---|
合格メール受信日 | 2018/12/28(申請日から18時間) |
申請時の記事数 | 5記事 |
合格メール受信時の記事数 | 6記事 |
お問合せフォーム | あり |
プライバシーポリシー | あり |
サイトマップ | あり |
1記事あたりの平均文字数 | 約2800文字 |
カテゴリ数 | 3 |
画像 | 無し(アイキャッチ画像もなし) |
こちらはアドセンス不合格のブログから改善を加えて、アドセンスに合格した時のブログ状況です。
上記の不合格時のブログ状況と比べてもらえば分かると思いますが、アドセンス不合格時と変わったのは、「記事数」と「文字数」だけです!
つまり、「記事数」と「文字数」以外の項目は上記(不合格時のブログ状況)のままというわけです。
記事数は15記事から6記事へ減らし、文字数は平均約1500文字から約2800文字へと増加しました。
記事を厳選して、文字数を増やせば合格出来るんだな!
と、結果だけ見ると「文字数増加=アドセンス合格」と考えがちです。
しかし、私はただ単純に書く量を増やしたのではなく、ある点を中心にリライトしたら、自然と文字数が増えたんです。
複製されたコンテンツと思われたのはなぜか考察
アドセンスの不合格理由として「コンテンツが複製されているサイト」と言われ、ほとんどの人が、「コピーしてないよ?パクってないよ?」と思ったのではないでしょうか。
もしかしたら、奇跡的に私と同じような文章を書く人がいるのか?!と思って、コピーチェックをしてみましたが、結果は【良好】コピー記事の可能性は低いということでした。
「ほらね!!頑張って書いたもん!!」と勝ち誇ったようにガッツポーズしましたが、そんなことしても不合格は不合格。
そこで自分の記事を読み直し、どうして「コンテンツが複製されているサイト」だとみなされたのか、原因を考えてみました。
- コピペチェックツールで【コピーの疑い】と出た場合は、自分のドメインを除外しているか確認してください
- 自分のドメインが除外されていても【コピーの疑い】となる場合は、本当に他サイトと似たような文章になっていると考えられます
- 似たような文章になっている部分は、言い回しを変えたり情報を追加したりしてリライトしましょう
私の場合は、”事実だけ”を書いていたと気づいた!
私が初めてアドセンスに申請したブログは特化ブログでした。テーマは伏せますが、自分の趣味についてのブログです。
私はその趣味を持つ人にとって教科書になるようなブログにしたいと考えていました。
だから、初心者の人のために基礎知識や必要な道具をまとめた記事を中心に書いていました。
その記事を改めて読み返して思ったことは・・・
「この記事、誰でも書けるね?!?」
私は「教科書のようなブログ」というイメージで記事作成をしていたので、事実だけをツラツラと並べているような記事になっていました。
どうですか?あなたも「これ誰でも書けるじゃん!!!」って思ったでしょう?
自分の言葉で書いているとしても、事実だけを書くと他のサイトでも同じように書けるので、他サイトと同じ文章と思われてしまうんです。
つまり、コピー記事・「コンテンツが複製されているサイト」だと思われても仕方がないんです(-_-;)
オリジナリティを出していかないといけないんですよねぇ( ^ω^)・・・
自分の経験・考えを中心に記事構成をリライト
オリジナリティを出す、つまり、「誰でも書けるような記事」ではなく、「自分しか書けない記事」を書くことで、コピー記事は脱出できます!
私は「自分の体験・思い」を書けばいいんだ!!とひらめきました。(遅い)
自分の体験したことは自分しか話せないし、その体験を通して感じたことも自分にしか分かりません。
自分は平凡だし・・・って思ってても、やっぱり人それぞれ感じ方が違うので、自分の思いを書くだけでオリジナリティが出ます!
- 自分の体験したことについて
- その体験で自分は何を思ったか
- 失敗体験だった場合、どう改善したか
- これを読んでいる人にどうしてほしいか、何を伝えたかったか
先ほどの「お風呂の入り方」の記事を例にすると・・
1記事の文章の5~7割くらいは自分の体験・思いについて書きました。
この割合は目安ですが、私は文字数をカウントしてまで5割以上になるように徹底しましたw
よく見られるのが、自分が体験した事のみを記述した記事で、「その記事で何を伝えたいかが明確にされていない」ことです。
その記事を読むユーザーに何を伝えたいかを主体にして記事構成を考え、どうしてそれを伝えたいのか自分の考え・思いを書くようにすると良いと思います。
私は、このようにリライトして「コンテンツが複製されているサイト」を脱出し、アドセンス審査に見事合格することが出来ました!
- ちなみに、プライバシーポリシーは他サイトでコピペ使用可能のものをそのまま使用させて頂きました
- また、私はプロフィールもコンテンツの1つだと考えたので、記事と同じように力を入れて作成しました
アドセンス申請は記事を厳選してからにしよう
上記のように、私は自分の体験・思いを記事の中心内容にしてリライトすることによって、アドセンスに合格しました。
が、やはりどうしても自分の思いを書けないような記事内容もあるかと思います。
そこで、私はまず「自分の体験を書けそうな記事を厳選」することをオススメします。
自分の体験を書けない記事は下書きに戻すんです。そして、厳選した記事をめちゃくちゃ考えてリライトします!
記事数を少なくすることで、1記事にかける時間を長く出来るのでより濃い内容の記事を作成できるでしょう。
下書きに戻した記事は、必ずグーグルにインデックスから削除してもらうように依頼しましょう。
下書きに戻した記事をインデックスから削除しないままだと、ページはあるのに記事が読めない状態になるので、グーグルに「作成中のサイト」とみなされ、不合格になる可能性があります。
また、リライトした記事はインデックスに早く登録してもらうように依頼しましょう。
インデックスの削除・登録の確認は「site:自分のブログのドメイン」で検索すると、削除されている場合はページが出ないし、登録されている場合はページが表示されるはずです。
まとめ:結局はグーグルさんにしか分からない
今回は、自分なりにアドセンス合格に向けてどのように記事をリライトしたのかをかまとめました。
私はこのリライトによって「コンテンツが複製されているサイト」を脱出し、アドセンスに合格しましたが、アドセンスの合格基準は明確にされていません。
私と同じように改善しても、アドセンスに不合格となる可能性もあります。結局、合格不合格はグーグルさんにしか分からないのです。
だけど、諦めないで!
アドセンスに合格した先輩方がたくさん記事を書いてくれています。
先輩方のアドセンス合格記事を読んで、また自分の記事を読み直し、自分なりに考えて行動してみてください。
その行動はきっと無駄ではありません。今後、必ず自分の力になりますよ。
ちなみに、私がアドセンス合格のために読んだ本はコチラです!
特にトレンド記事やノウハウ記事の書き方が具体的に解説されている所が勉強になりました。
あなたがアドセンスに合格しますように!
雛川ねねさん(@Hinakawa_Nene)のこちらの記事では、12名の合格記事を細かく分析されています。ぜひ参考にしてみてください。
>>【Googleアドセンス企画】56名の記事数・文字数・申請期間をグラフに。12名のオススメ記事を紹介!! 情報が欲しい方必見です