玉ねぎって美味しいし主役にも脇役にもなる、万能食材!
だけど、玉ねぎを使った料理を作る時の悩みといえば・・
玉ねぎを切る時に目にしみて涙が出るということ!
玉ねぎが目にしみて悩まされていたある時、こんな噂を耳にしました。
え、そんなことで今までの悩みが解消されるの??信じられない!
今回は、玉ねぎを切る時に目にしみない方法についてまとめました。
目次
割り箸をくわえると玉ねぎが目にしみない!
実際にやってみた。
玉ねぎを切る前に、割り箸を口にくわえる。さっそく切ってみた。
割り箸を口にくわえて玉ねぎを切ったら、本当に目にしみませんでした!!
玉ねぎを切ると玉ねぎの独特な匂いがしてきましたが、涙は出ません。
いつもなら、この匂いがしたら涙が出てくるのに・・・
涙は出てきませんでしたが、割り箸を咥えて口が半開きになっているため、たくさん唾液が出てきました。
唾液が口から垂れそうだったので、玉ねぎを切り終わったらすぐに割り箸を外し、玉ねぎをフライパンで炒めました。
するとすぐ涙が出てきました!!え、割り箸効果すごくないか?!
割り箸をくわえると目にしみない理由
そもそも玉ねぎを切ると目にしみてくるのは、玉ねぎの中にある硫化アリルという成分が原因なんです。
玉ねぎを切ることによって硫化アリルという成分が放出されて目の粘膜を刺激して涙が出るんです!
では、なぜ割り箸を咥えて玉ねぎを切ると涙が出ないのでしょうか。
実は、人間の体は涙よりも唾液を優先して出すように出来ているんです!
なので、涙が出る前に唾液を出す行為をすると、玉ねぎを切っても涙が出なくなるそうです!
唾液をたくさん出す方法
玉ねぎを切る時に唾液を出すことで、目にしみなくなるということが分かりました。
そうです。唾液が出ればいいのです。
玉ねぎのために、割り箸一善ムダにするの勿体ないですもんね。
唾液をたくさん出す行為としては、
- ガムを噛む
- 梅干しを食べる
などがあげられますね。
ご自分に合わせた方法を試してみてください。
割り箸以外で玉ねぎが目にしみない方法
玉ねぎを切る時に目にしみないようにするには「唾液を出すのがいい」と言われても
- 家に唾液が出るようなガム・梅干しが無い
- そもそも唾液が出にくい体質
という方もいるでしょう。
そこで「唾液を出す」という方法以外に、玉ねぎを切る時に目にしみない方法をご紹介します。
冷蔵庫で冷やすと目にしみない
玉ねぎの涙の原因となる硫化アリルは、温度が低い時に弱まるようです。
玉ねぎの皮をむき、ラップをして冷蔵庫で30分冷やした後に切ると目にしみにくくなります。
温度が低い時に硫化アリルは弱まるので、冷蔵庫から出すのは切る直前にしましょう。
水に浸けると目にしみない
涙の原因成分の硫化アリルは、水に溶ける性質があります。
玉ねぎの皮をむき、半分に切って水に10分程度浸けてから切ると目にしみにくくなります。
電子レンジで温めると目にしみない
電子レンジでチンして玉ねぎを温め、硫化アリルを気化して飛ばす方法です。
皮をむく前の玉ねぎを電子レンジで温めると、皮がむきやすくなる効果があるため、皮をむく前にチンすると一石二鳥です。
皮をむく前の玉ねぎの上と下を切り落とします。
チンした後皮がむきやすいように、包丁で皮に切り込みをひとつ入れておくといいでしょう。
その後、ラップをせず500wで約2分加熱し玉ねぎを切ってください。
皮をむいたあとの玉ねぎなら、500wで約30秒加熱します。
よく切れる包丁を使うと目にしみない
涙の原因となる成分の硫化アリルは、玉ねぎの細胞が崩れることによって出てきます。
そのためよく切れる包丁で玉ねぎの細胞を崩さずに切ると、硫化アリルの放出を減少させ、目にしみにくくなります。
少し切りにくいけど、切れるからいいやぁ~と思っていませんか?
よく切れる包丁は指などを切って怪我をしてしまいそうなイメージですよね?
しかし、意外にも切れない包丁より切れる包丁の方が怪我を予防できるんですよ。
切れない包丁だと、力を入れて切ろうとするため、怪我に繋がりやすいんです。
これを機に、包丁を研いでよく切れる包丁に変身させましょう!
まとめ:割り箸をくわえて唾液を出すと目にしみない
今回は、玉ねぎを切る時に目にしみにくくする方法をまとめてみました。
玉ねぎを切る時に目にしみないだけで、調理時のストレスがグッと減りますよね。
割り箸をくわえる方法は簡単にできるし、本当に目にしみないのでおすすめです。ぜひ試してみてください。
- 唾液を出す
- 玉ねぎを冷蔵庫で冷やす
- 玉ねぎを電子レンジで温める
- 玉ねぎを水に浸ける
- よく切れる包丁を使う
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