結婚指輪やペアリング、ファッションとしてなど指輪をつけている方は多くいらっしゃることでしょう。
指輪って結構つけっぱなしにすることが多いですよね。結婚指輪なんかは特に!外すことなんてある?ってくらい。
たまに外してみると「え!指輪つけてた所が青黒い跡になってる?!」ってことありませんか?
この青黒い跡、どうして出来るか知っていますか?
今回は、指輪をつけていた所が青黒くなってしまう理由とその跡の取り方・予防法まで一挙にご紹介いたします。
青黒い跡の正体は①酸化銅または②研磨剤!
指につけていた指輪を外したら、指輪の形で指に青いような黒いような跡が残っていたことがあるでしょう。
この青黒い跡の正体は2つの可能性があります。それは「①酸化銅」または「②研磨剤」です!順に説明していきます。
①酸化銅
青黒い跡の正体として考えられる1つめは、「酸化銅」です。
アクセサリーによっては、銅が使われているものがあります。
指に汗をかいたり水に塗れたりすると、その汗・水と銅が反応して酸化銅が作られ、それが指について青黒い跡となっているんです!
②研磨剤
酸化銅の他に考えられる原因は「研磨剤」です。
指輪を磨く際に、研磨剤を使用する事があります。それが残ったまま指輪をつけることで、指に研磨剤が付着し跡になってしまいます。
もし自分で指輪のメンテナンスをしていて研磨剤を使用している方は、研磨剤が残らないように気を付けましょう。
指に青黒い跡がついてしまった時の取り方は?
酸化銅が生成されたあとすぐに指輪を外して手を洗えば、その跡は取ることができます!
しかし、指輪をつけたままずっと放置しておくと、皮膚に色素沈着して取れにくくなってしまいます。
指に青黒い跡がついたと気づいたら、すぐに指輪を外して手を洗うようにしましょう。
もし長い間指輪をつけたままで、手を洗っても青黒い跡が取れない場合は、跡が無くなるまで指輪を外しておきましょう。
指の皮膚は日々新しく生成されているので、かなり時間はかかりますが徐々に跡が無くなっていくでしょう。
また、「指輪の下が青黒くなっているのは見えるんだけど、指輪が取れなくなってしまった!」という時もありますよね。
指輪が外れなくなってしまった時の対処法は、下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
青黒い跡をつけないための予防方法とは?
指輪に銅が使用されていたり研磨剤の残留によって、指に青黒い跡が残ってしまうことが分かりました。
指に青黒い跡がついて気付かずに放置しておくと、色素沈着してなかなか取れなくなってしまいます。
そうならないための予防方法をいくつかご紹介します。
- 汗をかきそうな時は指輪を外す
- 水を使う時は指輪を外す
- 汗をかいたり水に濡れたら、すぐに指輪を外して乾かす
- 指輪をする所の指に、トップコート(マニキュア)を塗っておく
- 指輪にチェーンを通してネックレスにする
汗をかいたり水に濡れることが予想される場合は、あらかじめ指輪を外すようにしましょう。
もし指輪をしたまま汗をかいたり水に濡れてしまったら、すぐに指輪を外して、水分を拭き取って乾かしましょう。
たまにしか指輪をつけないのであれば、指輪をつける指にあらかじめトップコートを塗って色素がつかないように防ぐ方法もあります。
トップコートとは透明なマニキュアのことで、マニキュアした時に長持ちさせるため仕上げにぬるアイテムです。
トップコートを指にぬれば、指が保護されて色素がつかないようになりますよ。
トップコートはドラッグストアや100均でも販売されています。
また、指輪の取り外しを繰り返すと、無くしてしまう可能性も高まります。大切にしている指輪を無くしてしまうのはとても悲しいですよね。
指輪をネックレスにしてしまうことも考えてみるといいかも。
手持ちのネックレスのチェーンに指輪を通したり、チェーンを別で購入して指輪だけを通してネックレスにしてもいいですね♪